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自分の人生を生きる

あなたは自分の人生を生きているだろうか。今回は、社会の中で周りにとらわれてしまうあまり、自分の人生を生きていない人が多いと筆者が感じる点を書いてみたい。

本邦で社会生活を送っていると、どうしても他者と比較しないと気が済まない人が多いことに気づく。他者と比べてうちの年収はどうだろうか。自身の会社内での評価は他者と比べてどうだろうか。ほかの子どもと比べてうちの子の成績はどうだろうか。比べ始めるときりがない。

こうして他者と比較して年齢を重ね、死を間際にしてその人生はよかったといえるのだろうか。言い換えれば、他者との比較にどこまで意味があるのだろうか。

死を間際にして自身の人生がどうだったと感じるか想像をめぐらせてみてほしい。その時、おそらく、自身がやりたいことができたか、自身が人生のあらゆる局面でささやかでも幸せを感じて生活することができたかに思いがめぐることだろう。他者と比較して自身がいくらか優位だったことはそれほど意味を持たないように想像する。

大切なことは今を納得して生きること、他者と比較して変な我慢をしないことではないだろうか。自分の人生は自分が決めることであり、他者から比較されて決められるものではないはずである。